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ヘルベルト フォン カラヤン来日! Part1

ヘルベルト フォン カラヤン来日! 
 このタイトルに、少しでもクラシックをかじった人ならぎょっとしたことでしょう。
もちろん、今ではありません。26年前の10月の話です。

 芸術の秋が訪れて、アートスペースも趣向を変えて、音楽の話題です。
いや、なんのことはない、単に片付けをしていたら、偶然、古いパンフレットを見つけただけの話です。
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 これは、カラヤンとベルリンフィルハーモニー管弦楽団が1981年に続き来日し、大阪シンフォニーホールで公演した時のパンフレットです。

 もう細かい日付は、すっかり忘れていたのですが、パンフレットを見てみると、1984年10月18日と19日。
おお、偶然にも、10月じゃああーりませんか。さすが芸術の秋。しかも、もうまもなく。来日26周年ということになります。(中途半端!笑)

 18日と19日、そのどちらのプログラムを聞きに行ったのか、正直まったく思い出せません(汗)!。
どちらも割とポピュラーなプログラムだったので、見れば見るほどどちらも聴いたような気がします。(しかも、木曜日と金曜日!いまじゃ絶対聴きに行けません!)

 しかし、何よりも覚えているのは、その公演そのものを、聴きに行こうかどうか迷ったこと。
当時、カラヤンと言えば、クラシック界では「皇帝」と呼ばれた、マエストロ中のマエストロ。
この2年前に建てられた、シンフォニーホールでの初公演とあって、もうなんとしても聴きたいことは聴きたい。
しかし、その分、チケット代もとびきりで、なんと23000円から(当時は消費税なし)!
その頃、有名なポップス歌手のチケットが相場3000円から6000円ぐらいだったので、その4~5倍という金額。まだ、23歳になったばかりの一人暮らしの学生には、天文学的な数字です。
 
 胃が痛くなるくらい悩みました。たった2時間前後の音楽のために23000円(消費税なし)・・・・・・・・・・・・・・・。
しかし、その頃でももうカラヤンは高齢でした。おそらく、もう次の機会はないでしょう。

 悩んだあげく、僕が持っていたクラシックのレコード(CDではありません。)を並べてみると全部で23枚、うち15枚がカラヤンの指揮でした。
 好きなんやなあ、と思いました。これは聴いとかなあかんなあ・・・・・。決心しました。


 結論から言うと、直接見たカラヤンは、もう想像以上に老体で、手すりにもたれるように指揮をしていました。
プログラムもポピュラーとはいえ、ドビュッシーとか、ラベルとか、ちょっとマニア好み?少なくとも音楽素人の学生には、いいか悪いか判断できるような代物ではありませんでした。
最後のアンコールも、かなり長く手をたたきましたが、体力的に限界だったのか、答えてくれず、ただ、最後の最後に本人が舞台そでから顔を出し、手を振って、アンコールしないよ、さいなら!って感じであいさつしてくれたのが印象的でした。

 では23000円の価値がなかったか?後悔したか?と言えば全然そんなことはありません。
久しぶりに見たパンフレットの中のカラヤンは、やっぱり惚れ惚れするほどカッコいい!
どんな状態であれ、このスーパースターを直接、見て、演奏を聴くことができたのは、僕の素晴らしい宝物です。
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 その後、カラヤンは1988年に最後の来日を果たし、1989年7月に亡くなりました。
 僕は1986年に大学を出て、働き始め、子供もできたら、もうクラシック鑑賞どころではなくなりました。
もう随分長い間行っていません。そういえば、最近、大阪フィルの常任指揮者に有名所が来たと聞いています。なんとか時間を作って、また聴きに行ってみようかなあ。

 次回、Part2は、この2年後、小澤征爾とボストンフィルのコンサートの話です。
またお会いしましょう(笑)。
by 11846182 | 2010-10-13 23:54 | アート スペース


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